ブリヂストン、持続可能な天然ゴム経済実現に向けSNR-iに同意
IRSG天然ゴム調達ガイドライン 持続可能な天然ゴム経済実現へ活動や展開改善
ブリヂストンは、IRSG(国際ゴム研究会)が経済、環境、社会的側面において、持続可能な天然ゴム経済実現に向け提唱している、SNR-i(Sustainable Natural Rubber Initiatives)に同意したと、18日のプレスリリースにて明らかにした。天然ゴムなどから多くのタイヤを生産するブリヂストンは、世界的な天然ゴム調達ガイドラインを遵守し、活動や展開を改善していくこととなる。
SNR-iは、天然ゴム生産工場の改善サポートや天然ゴム品質改善、森林の維持や保全への取り組みなどから、持続可能な天然ゴム経済の実現を目指すものとなっている。

世界的人口増加で車社会化が更に進む見込み 天然ゴム消費増加の前に対策へ
世界的な人口増加により車社会化が一層進み、現状では天然ゴム消費に歯止めが掛からないことが予測されている一方で、今回の動きに多くのサプライチェーンが参画することにより、社会的な課題の改善に期待が寄せられている。ブリヂストンはSNR-iに参画するとともに、法にのっとり倫理上の観点からも環境に優しい資源調達などを徹底していく方針を示している。
▼外部リンク
Bridgestone プレスリリース
http://www.bridgestone.com