GKN、最新のトルクベクタリング技術を自動車メーカーにデモ

ハイブリッド車向けの新技術
大手自動車部品サプライヤーのGKNは、スウェーデンのアリエプローグにある冬期テストコースにおいて自動車メーカー向けにハイブリッド車向けの新技術である「eTwinster」のデモンストレーションを実施した。

「eTwinster」はプラグインハイブリッド用モジュールであり、この技術を採用することで比較的簡単に電気式4WDシステムおよびトルクベクタリング機能を車両に搭載することができるようになる技術である。
GKNの2つの最新技術を統合
GKNは等速ジョイントおよび軽量ドライブシャフトの大手サプライヤーであったが、この5年間でインテリジェントハイブリッドおよび4WDドライブシステムのサプライヤーと大きく成長し変化を遂げている。

今回、デモンストレーションを行ったドライブライン技術は、既にボルボXC90 T8ツインエンジン、ポルシェ918スパイダー、BMW i8プラグインハイブリッドに搭載されている「eAxle」技術と、FordフォーカスRS、レンジローバーイヴォークに搭載されている「ツインクラッチ式トルクベクタリング」技術を統合したものである。

この「eTwinster」技術は、GKNの「Twinster」技術の1つであり、各自動車メーカーのニーズに合うよう設計がなされている。

(画像はニュースリリースより)


▼外部リンク

GKN ニュースリリース
http://media-centre.gkndriveline.com/