グルーポ アントリン、メキシコに新工場を開設

アウディ向けの部品を生産
自動車部品の大手サプライヤーであるグルーポ アントリンは、3,500ユーロの投資を行いメキシコに最新の生産施設を開設し、約300人の新規雇用を創出すると発表した。

新工場はメキシコのトラスカラ州ウアマントゥラに開設され、アウディが新たに開設するメキシコ工場において生産されるQ5向けにヘッドライナー、ドア、ピラー、シートバックを供給することになる。

この新工場には最新の技術が導入されており、4,000種類の自動車用ドアを生産することも可能であるとしている。また、最大稼動時には年間170,000台の自動車生産に対応する能力があり、この場合、2分ごとにドアを4枚とオーバーヘッドシステム1個を生産する能力を有している。
今後はフォルクスワーゲン向けにも
この新工場はメキシコにおけるグルーポ アントリンの8番目の工場であり、今後、プエブラにあるフォルクスワーゲン向けに部品を供給する可能性もあるとしている。

グルーポ アントリンは、既にメキシコにおいて20年にわたり事業活動を行っており、今回の投資は、同社が今後もメキシコにおいて事業活動を継続するというコミットメントであるといえる。

新工場の開所式には、地元政府関係者、メキシコ駐在スペイン大使、グルーポ アントリンの最高経営責任者であるErnesto Antolin氏が参加する中でとり行われた。

(画像はニュースリリースより)


▼外部リンク

グルーポ アントリン ニュースリリース
http://www.grupoantolin.com