コンティネンタル、傘下のベネッケ・カリコが中国に新工場

4,000万ユーロの投資で100人体制
コンティネンタル社は、その傘下でインテリア素材の生産を行うベネッケ・カリコ(Benecke-Kaliko)が、中国の江蘇省常州市に新工場を開設したと発表した。

この新工場では、環境に優しく、低公害、非アレルギー性といった特徴をもつインテリア用素材のAcella Eco und Acella Eco greenを生産することになる。

新工場における量産開始は、既に約100人体制で2015年末に開始しており、今後数カ月のうちに約50人が新規に雇用される計画となっている。

コンティネンタルはこの新工場の建設に向け、第一段として4,000万ユーロの投資を行っている。
合弁会社が工場を運営
この新工場が開設されたことにより、ベネッケ・カリコは中国におけるインテリア用素材Acellaの生産能力が倍増され、これにより同社は中国の増大する需要に対応することが可能となった。

新工場は中国企業であるJiangsu Changshun Group Co., Ltd,とベネッケ・カリコの合弁会社であるBenecke Changshun ECO Trimによって運営されており、年間約1,000万平方メートルのインテリア用素材Acellaを生産する能力を有している。

なお、今後も中国におけるインテリア素材の需要増が続く場合、この新工場にさらなる投資を行い生産能力を向上させる計画もある。

ベネッケ・カリコは2005年より中国に進出しており、合弁会社であるBenecke Changshunは研究開発センターも張家港市に保有している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

コンティネンタル プレスリリース
http://www.continental-corporation.com