ヴァレオ、独パイカー社の買収が正式に認可

規制当局の認可を取得
大手自動車部品サプライヤーのヴァレオは、2015年12月21日に車載テレマティクスとモバイル接続ソリューションの有力サプライヤーである独パイカー社(peiker)の買収を発表したが、このたび独占禁止法の規制当局の認可を取得することで正式に買収することになったと発表した。

ヴァレオは、CO2 排出量の削減と直観的なドライビングの発展に貢献する革新的な製品とシステムを提供しているが、今回のパイカー社を買収することでコネクティビティ関連の製品ラインナップを大幅に拡大することが可能となった。
2016年よりヴァレオの業績に好影響
このパイカー社の買収に関して、ヴァレオの会長兼最高経営責任者であるジャック・アシェンブロワ氏は次のように述べている。
「このたびパイカー社をヴァレオの一員として迎えることとなり、大変嬉しく思う。アンドレアス・パイカー氏が最高経営責任者であった33年間において、パイカー社はテレマティクスとコネクティビティの分野においてリーダー的な企業へと成長させたことに対して敬意を表したい。」(プレスリリースより引用)

パイカー社の2015年の売り上げは3億2,500万ユーロになると報告されており、今回の買収により2016年以降のヴァレオの業績に好影響が見込まれている。


▼外部リンク

ヴァレオ プレスリリース
http://www.valeo.com