ボッシュ、大量の大卒を採用する計画
ソフトウェア開発を強化
自動車部品の大手サプライヤーであるボッシュは2日、コネクティッド・ソリューション開発に向けて14,000人の大卒および専門知識を持った人材を採用すると発表した。今度の事業成長に向けてボッシュは多くソフトウェアスペシャリストの確保が必要となり、今回、グローバル規模で多くの大卒を採用することになった。
同社の役員会メンバーであるChristoph Kubel氏は次のように述べている。
「IoTを通じたコネクティビティによりボッシュの事業は大きく変化していく。ボッシュはソフトウェアおよびIT産業のスペシャリストにとって、魅力的な企業となっている。」(プレスリリースより引用)

アジア太平洋で大量採用
今回の人材採用におけるボッシュの戦略的な狙いは、コネクティッド・モビリティのソリューション開発もその1つである。ボッシュでは、歩行者との接触事故を防止する自動車用運転アシスタンスシステムの開発を行っているが、この開発にも必要なアルゴリズムを開発するためにソフトウェアの知識が必要となる。
また、電気自動車向けのバッテリーより供給される直流電源をモーター用の交流電源に返還するシステムの研究には、電気工学の知識に加えてプログラミングの知識が必要となってくる。
ボッシュはアジア太平洋地域においての採用に力を入れる予定であり、インドで3,500人、中国で2,500人採用する計画となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ボッシュ プレスリリース
http://www.bosch-presse.de