トヨタ紡織、シリコンバレーにオフィス新設。自動運転技術などの調査活動を強化

先進技術の情報調査を強化
自動車内装品と自動車用フィルターが主力の大手自動車部品サプライヤーであるトヨタ紡織は、は、2016年4月、アメリカのシリコンバレーに、トヨタ紡織グループの米州地域統括会社であるトヨタ紡織アメリカのシリコンバレーオフィスを新設すると発表した。

このシリコンバレーオフィスを通じて、自動運転や移動空間に関する先進技術の情報調査および分析活動をこれまで以上に強化していく計画である。
世界各地の研究開発センターと連携
今回開設されるシリコンバレーオフィスは、トヨタ紡織アメリカの研究開発センター組織として、 トヨタ紡織の日本本社の基礎研究所や、世界各地域に設けている研究開発センターとも連携を行っていくとしている。

シリコンバレーオフィスの所在地はカリフォルニア州サンノゼ市で、4月1日より運営が開始され当面は3名体制で業務を行っていく予定となっている。

トヨタ紡織グループは、新規ビジネスの創出を迅速かつ効率的に提案できる体制を築いていくことで、将来の動向を見据え、世界中の自動車メーカーのニーズに対応することのできる製品と技術開発を目指してく計画である。


▼外部リンク

トヨタ紡織 ニュースリリース
http://www.toyota-boshoku.com