ケーヒン、中国湖北省の新会社が新型空調ユニットHVACの量産を開始

拡大する中国自動車市場に向けた空調ユニット
株式会社ケーヒンは、2014年7月に現地法人「京濱(武漢)汽車零部件有限公司」(KWH)が本格的に操業を開始し、3月19日に中国国内向けの新型空調ユニット「HVAC」の量産を開始したことを3月22日、同社ホームページ上で発表した。

KWHは、中国の湖北省仙桃市に置かれ、従業員数は2016年度の見込みで80名、主に自動車用空調製品を生産する。

同社は、中国における自動車用空調ユニットを、かねてより東莞市にある子会社「東莞京濱汽車電噴装置有限公司」(KDG)で生産したが、拡大する中国自動車市場でニーズに対応するため、このKWHを設立したもの。

2つの拠点で年間85万台を生産
今回の量産開始により、中国でのHVACの生産能力は、南部に位置するKDGで50万台、中部に位置する子会社KWHで35万台、あわせて年間85万台となる見込みだ。

ケーヒンの中国における拠点は、その他にも、南京京濱化油器有限公司、京濱電子装置研究開発(上海)有限公司、京濱大洋冷暖工業(大連)有限公司があり、四輪車・二輪車・汎用製品の製造販売や、テクニカルセンター、サービスセンター業務を行っている。

同社は、今後も、拡大する中国自動車市場を含め、世界各地に向けた、グローバルで最適な供給体制を構築することにより、さらなる競争力向上を図っていく意向を示している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社ケーヒン プレスリリース
http://www.keihin-corp.co.jp