SKF、メキシコにシーリング部品の新工場を建設

北米地域の自動車メーカーに供給
大手自動車部品サプライヤーであるSKFは、メキシコのサポパンに新たなシーリングソリューション部品の工場を建設すると発表した。

この新工場は、既存のシーリングソリューション部品の工場があるグアダラハラの近隣に建設され、生産能力を拡大することにより主に北米地域にある自動車メーカーに供給する計画となっている。

同社のオートモーティブ・アンド・エアロスペース部門のプレジデントであるStephane Le Mounier氏は次のように述べている。
「メキシコにおいてシール事業の生産能力を拡大することは、北米全域においてビジネスを拡大していくことに繋がる。最新の生産技術とこの地域にあるSKFの物流網を活用することで、生産の効率化と納入先へのサービス品質を向上することができる。」(ニュースリリースより引用)

米国の生産能力を移管
サポパンの新工場建設は、SKFがグループ規模で推し進めている生産に関わる企業資源の有効活用の一環であり、生産立ち上げ後の6カ月で生産能力を最大化していく予定となっている。

また、これと並行して米国のオクラホマ州ホバートにある工場を閉鎖して、サポパンに生産能力を移管する方針となっている。

尚、新工場では、SKFグループの環境保護に向けた活動の一環として、LEED認証を獲得する計画である。


▼外部リンク

SKF ニュースリリース
http://www.skf.com