オートリブ、日信工業と自動運転向けブレーキの合弁会社を設立
自動運転技術とセーフティシステムを統合
スウェーデンの自動車用セーフティシステム大手サプライヤーであるオートリブは、自動車ブレーキの大手サプライヤーである日信工業とブレーキ部品などの合弁会社オートリブ・日信ブレーキシステムズ(以下、ANBS社)を設立すると発表した。オートリブは、日信工業との合弁を通じて自動運転技術と将来の自動車用セーフティシステムで業界のリーダーポジションを確立することを狙っていく計画である。
ANBS社は、オートリブのブレーキコントロールシステムと、日信工業の自動車用ブレーキシステム事業を統合する位置づけとなっている。
株式持ち分は51パーセント
オートリブは自動運転の普及に備え、日信工業と先進運転支援システムに対応したブレーキの開発で協力することになる。合弁会社の本社は長野県上田市に置き、2016年2月の合弁手続き完了することを目指しており、オートリブは新会社の株式持ち分を29.7億円で取得して出資比率を51パーセントとすることで同社の子会社となり、日信工業の持ち分は49パーセントとなる予定である。
ANBSの2016年4月から12月までの売り上げと利益は当初予測を若干下回ると見られており。売り上げ規模で4億~4.5億ドルになると見込まれている。
▼外部リンク
オートリブ プレスリリース
https://www.autoliv.com