IAC、メルセデスベンツEクラスのサンルーフフレームを発売

従来品より50%軽量化された「IAC FiberFrame」
ルクセンブルグに本部を置く、インテリアなどの大手自動車部品メーカーであるIACは、メルセデスベンツEクラス2017年モデル用のサンルーフフレームの発売を、4月4日のプレスリリースで明らかにした。

IACの開発した「FiberFrame」は、天然繊維を使用し70%が再生可能なコンテンツであるサンルーフ用金属強化フレーム。

IACは人気の高まるサンルーフやパノラマルーフを、市場の動向に合わせ固くて軽量なものへと改良を重ねた。「FiberFrame」は従来の金属フレームに比べ、50%の軽量を可能とした。

メルセデスベンツEクラス発売に向け、チェコ共和国の工場で生産
「FiberFrame」はチェコ共和国のIACプレスティス工場で、2015年11月から生産を開始し、メルセデスベンツEクラス2017年モデルの発売をサポートしてきた。

今回、メルセデスベンツEクラスの4月4日発売開始に伴い、IAC最新の自社ブランドであるインテリアソリューションの大量生産デビューとなった。

OEMの顧客に重要な、軽さと二酸化炭素排出量に効果的な材料とプロセスのノウハウを提供しているIAC。同社はこのほかに自動車用天井材やリヤホイールハウスライナー、ホイールハウスカバーなどの生産も行っている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

IAC
http://www.iacgroup.com/

IACプレスリリース
http://www.iacgroup.com/media/2016/04/04/