KSPG、中国の自動車メーカーよりアクチュエーター部品の大口受注に成功

ディーゼルエンジンに採用
自動車用部品の大手サプライヤーであるKSPGは、その事業ユニットであるPierburgが、顧客生涯価値(ライフタイムバリュー)で約8,500万ユーロ相当のコントロールバルブ、インテークマニホールド用アクチュエーターおよび電子スイッチオーバーバルブの大口受注を獲得したと発表した。

これらの部品は、SUV、ピックアップトラック、およびデリバリー版に搭載される2リッターのディーゼルエンジンに採用される予定である。

これらのバルブ関連部品は、Pierburgが中国の崑山市およびドイツのベルリンに保有する生産施設において、2018年より生産が開始される予定となっている。
厳しい排ガス規制にも適合
今回受注に成功したエキゾーストガス関連の部品は、欧州のユーロ5およびユーロ6と同等レベルにある中国の厳しい排ガス規制に適合するよう最新技術による設計がなされている。

今回の受注獲得によりKSPGの子会社であるPierburgは、排ガス低減分野における高い技術力を中国の自動車市場に示すことにも成功したといえる。

Pierburgは KSPGグループでメカトロニクス部品を担当する事業部であり、排ガスコントロール、ソレノイドバルブ、アクチュエーター、バルブトレインシステム、オイルポンプ、ウォーターポンプ、バキュームポンプに強みを持っている。

(画像はプレスリリースより)


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KSPG プレスリリース
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