デンソー、高度運転支援システムに向け半導体レーザー技術会社TriLumina社と提携
レーザー技術を高度運転支援システムに応用
デンソー・インターナショナル・アメリカ社は、レーザーを光源とするレーダー手法「LiDAR」とインテリア照明製品の光源を提供している革新的な半導体レーザー技術会社TriLumina社に対して、投資を行ったことを発表した。
デンソー・インターナショナル・アメリカ、コーポレート・ベンチャーのディレクターであるトニーCannestra、氏は、次のように述べた。
「高度運転支援システムのサプライヤーとして、デンソーは、高性能でコスト効率の高い光源ソリューションを市場にもたらすために、TriLumina社と緊密に連携すること熱望しています。」(PR Newswireより引用)
自動車業界への進出を後押し
TriLumina社は、高度運転支援システムにおける「LiDAR」とDMSだけでなく、深検知および、商用および消費者向けエレクトロニクス市場や産業用ロボットのためのジェスチャーコントロールなどを取り扱っている。また、市場で入手可能な最も汎用性の高いレーザー照明ソリューションの一つである、アイセーフ半導体レーザーも開発。
同社は、100%固体の「LiDAR」製品と高度なドライバーモニタリングシステム(DMS)のためのレーザーを提供することにより、自動車業界において、半自律または自律走行車を早期に実現するために貢献している。
TriLumina社の最高経営責任者(CEO)であるカーク・オーティス氏は、次のように述べた。
「今後数年間で、我々が紹介した自動車業界を形作る技術を展開していくために、ティア1サプライヤーのデンソーと協働することは重要なことです。デンソーが我が社のティア1パートナーの一つとなり、燃料開発を支援するために我々と一緒に仕事をすることは、我々の技術を大いに保証することになります。」(PR Newswireより引用)
新興企業と積極的に連携
デンソーのシリコンバレーオフィスは、起業したばかりの企業と積極的に連携しており、そのパートナーシップを通して、起業家のネットワークにおけるデンソーの全体的な存在感と知名度を拡大しながら、自律駆動、電気自動車、輸送、電池、エネルギー貯蔵の分野における新しい技術へのアクセスを得ることを期待している。(画像はDenso Globalサイトより)
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PR Newswire
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