TIオートモーティブ、メキシコに新しい製造施設をオープン

流体搬送システムやエンジンライン製品等を製造
自動車用流体システム技術の世界的なリーディングサプライヤであるTIオートモーティブは13日、メキシコのモンテレーに新しい製造施設をオープンしたことを発表した。

この53,000平方フィートにもおよぶ広大な新施設では、近くにある新しい現代・起亜社の製造工場に向けた流体搬送システムを製造する。

また、TIオートモーティブのグローバルな流体搬送システム(FCS)部門のための重要な追加の生産施設となり、ブレーキや燃料バンドル、ブレーキラインアセンブリとフレア管を有するクラッチラインを製造することとなっている。

さらに、水、油、真空管、トランスミッションラインと排気ガスの削減(EGR)パイプを含むエンジンライン製品を製造するための設備も設置される予定。

同社は、2016年5月の本格生産開始時には約100人の新規従業員を採用する計画を示している。

現代・起亜社の工場に隣接して生産
TIオートモーティブの会長、CEO兼社長であるビル・コズィラ氏は、次のようにコメントした。
「メキシコは、我が社の顧客にとって成長している自動車市場であり、この新しい施設は、顧客ニーズのある場所に行くという我が社のグローバル成長戦略をサポートするものです。我々は、長年にわたって、世界中の現代・起亜社との素晴らしいパートナーシップを持っており、さらに、ここモンテレーにおいてお互いに継続的な成功ができることを楽しみにしています。」(プレスリリースより引用)

TIオートモーティブは現在、メキシコにおいて、メキシコシティ、プエブラ、レイノサ、サンルイスポトシに、9つの生産施設を持っている。


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TI Automotive Press Releases
http://www.tiautomotive.com