豊田合成、ブラジルの生産子会社が「開所式」を実施
現地化を図ることで成長
自動車部品の大手サプライヤーである豊田合成のブラジルの生産子会社GDBRインダストリアコメルシオ(以下、GDBR)は、現地時間の4月13日(水)に行政や取引先の関係者が出席する中で開所式をとりおこなった。開所式では豊田合成の会長である荒島氏が次のように述べている。
「豊田合成グループにとってGDBRは南米初の生産拠点であり、その稼動開始は記念すべき節目となる。長期的に成長が期待されるブラジル市場において、更なる現地化を図ることで成長を目指したい。」(プレスリリースより引用)
2拠点体制で自動車メーカーへ部品を供給
GDBRはサンパウロ州イタペチニンガ市に2013年3月に設立され、約220,000平方メートルの土地に約18,000平方メートルの建屋を有しており、約260名の従業員が働いている。生産品目は、ガラスランやドアウェザストリップ等のオートモーティブシーリング製品、インストルメントパネル構成部品等の内外装部品、サイドエアバッグや助手席エアバッグ等のセーフティシステム製品となっている。
豊田合成はブラジルにおいてGDBRの他にも、2015年11月に自動車用樹脂部品を生産するペクバル社に資本参加しており、今後は2拠点体制で自動車メーカーへ部品を供給する計画である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
豊田合成 プレスリリース
http://www.toyoda-gosei.co.jp