ハネウェルのターボ技術、ル・マン24時間耐久レースで活躍

様々なパワートレインに対応
自動車用ターボチャージャーの世界的なリーディング開発会社であるハネウェルは、フランスのル・マンで行われる今年の24時間耐久レースにおける世界最高のチームの多くに、幅広いターボ技術を提供している。

比類のないパフォーマンスと信頼性を実現したハネウェル最先端のターボ技術は、ハイブリッドパワートレインを使用したポルシェ919ハイブリッド、アウディ R18、トヨタ TS050ハイブリッド、フォードGTに採用され、また、従来のパワートレインを使用したプライベーターチームからの、トップのル・マン・プロトタイプ1(LMP1)が参戦することにも貢献している。

ハネウェルはまた、この専用LMP1のレースカーに加えて、ル・マン・グランドツーリング耐久(GTE)のカテゴリーに参戦するために戻ってきた、フォードファクトリーチームにも、ターボ技術を提供している。

新型フォードGTスーパーカーを基礎とした、4つのフォードGTレースカーは、一般販売可能な車に注力しているクラスにおける他社既存メーカーと競争ができるものだ。

過酷なレースで磨かれた技術
ハネウェルの交通システムは、ターボチャージャーの技術革新において60年以上の業界のリーダーシップを持ち、利用価値のあるハネウェルエアロスペースの専門知識と内部リソースによって、レースに勝利し将来の量産車に影響を与える技術を提供している。

また、同社は、最も過酷なレース条件下で競争しながら、顧客チームの個々の戦略や構成をサポートするターボ・ソリューションを提供しており、今年のレースでは、ハネウェルの技術は、ガソリン・ディーゼル・ハイブリッドのパワートレインの設計と統合されている。

レースカーは、24時間で3300マイル以上走行し、レースの75%がフルスロットルである。サーキットにある38のコーナーでは、フルパワーに戻る機能は、テルトル・ルージュのようなコーナーでは重要となり、それによりミュルサンヌ・ストレートで時速215マイルとなる。また、ミュルサンヌ・コーナーでは、ドライバーが時速70マイルにおとし、トラックのインディアナポリスとアルナージュ部分につながるシャープな90度のターンを切り抜ける。


▼外部リンク

Honeywell Newsroom
http://www.honeywell.com