ZFがサポートする「Formula Student」のレースキャンプ、電気自動車が増加

参加車両の3分の2が電気自動車
ZF Friedrichshafenは18日、同社がサポートしている「Formula Student」において、今年のZFレースキャンプの設計コンペに参加したチームの車両22台のうち約3分の2となる16台が電気駆動自動車であることを発表した。

電気駆動自動車は、2010年に燃焼エンジン式と電気モーターのパワーで駆動する車両のための独立したランキングを導入して以来、「Formula Student」で人気となっている。

ZFの理事人事である、Jürgen Holeksa氏は、次のように述べた。
「次世代のエンジニアたちが、代替ドライブと深く関わっていることは、非常に心強いことです。ドライブラインとシャーシテクノロジーの分野における能力により、我々は、従来車と電気駆動車の面で可能な限り最高のサポートを学生に提供するのに最適な立場にあります。我々は、ZFレースキャンプに感謝し楽しんでいる『Formula Student』の参加者のための魅力的な提供を行っていることを嬉しく思っています。」(プレスリリースより引用)

多方面から大学チームをサポート
今年、ZFは、9回目となるZFレースキャンプを企画し、Friedrichshafenグループは約500人の学生を参加させている。これは、ホッケンハイムリンクで8月9日から14日に開催されるFormula Studentドイツ大会の準備をするために、初めて、チェコ共和国・ドイツ・スイス・オランダの大学から参加した22チームにとっては絶好の機会だ。

また、ZFレースキャンプでは、E-モビリティのモチベーションや魅力などのトピックについても取り上げる。

E-モビリティ本部長であるイェルク・グルーテンドルスト氏は、「将来の環境目標は、高いレベルの電動化により達成することができる。」と述べ、さらに、電気駆動は、燃焼機関よりも非常に高い効率を示すだけでなく、より楽しいドライビング体験を提供すると語った。

ZFは、2002年から、「Formula Student」に多大な協力をしており、現在、38の大学チームのスポンサーとなっている。同社は、ノウハウだけでなく、ハイテクレーシング製品や財政面での援助、チーム作成のアクションによって、国際的な若い才能をサポートしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ZF Friedrichshafen Press Releases
http://www.zf.com