GKN、粉末冶金業界において表彰される

3つの部品が表彰
自動車部品の大手サプライヤーであるGKNは20日、傘下のGKNシンターメタルズが米国粉末冶金工業会(以下、MPIF)のアニュアル・テクニカル・コンファレンスであるPOWDERMET2016において3つの栄誉あるアワードを授与されたと発表した。

このアワードは、MPIFの会員企業により、粉末冶金部品が持つ商品力を競うものであり、デザイン・コンフィギュレーション、エンジニアリング特性、プロモーション価値をそれぞれ40%、40%、20%のウエイト付けにより評価するものである。

この中でGKNは、鍛造粉末冶金製のディファレンシャルギア、アルミニウム・ヒート・シンク、エレクトロニック・パワーステアリング・プリ―がアワードの対象となった。

フォードおよび自動車部品メーカー向けに開発
オートモーティブ・トランスミッション・カテゴリーにおいて、サイドギア、2つのピニオンギア、ロッキングサイドギア、ロッキングプレートの5部品から構成されるGKNのディファレンシャルギアがグランドプライズを獲得した。

この粉末冶金のギアはフォードのF-150トラックの電動ロッキングディファレンシャルギアとして開発されたものである。

またエレクトロニック・エレクトリカルカテゴリーのディスティンクションアワードを、自動車用ステレオシステム用としてビステオン社向けにGKNが開発したアルミニウム粉末冶金製ヒートシンクが獲得した。

ネクスティアオートモーティブ社向けにGKNが開発したエレクトロニック・パワーステアリング・プリ―が、オートモーティブ・シャーシ・カテゴリーにおいてディスティンクションアワードを獲得している。


▼外部リンク

GKN プレスリリース
http://www.gkn.com