ゲスタンプ、グループ会社がメキシコに新工場を建設
グループ6番目のメキシコ拠点
2010年以来、ゲスタンプの傘下にある自動車部品サプライヤーであるEdscha社は、メキシコに同社初となる新工場を建設すると発表した。サン・ルイス・ポトシ州メキシコシティに建設される新工場は、早ければ2016年12月より量産を開始する予定であり、ゲスタンプグループとしてはメキシコ6拠点目となる生産施設となる。
Edscha社の最高経営責任者であるTorsten Greiner氏は次のように述べている。
「メキシコの新工場により、納入先に近い場所で事業活動を行うことが可能となると同時に、グローバルにおけるEdscha社のプレゼンスを強化することができる。」(プレスリリースより引用)

300人の新規雇用を創出か
Edscha社の新工場では幅広い自動車部品を多くの自動車メーカー向けに生産する予定であり、工場立ち上げ当初は、ドアヒンジ、ドアチェック、リフトゲートヒンジ、歩行者保護システム付きおよび通常タイプのボンネットヒンジを生産する計画である。また、その後、電動自動開閉機能付きトランクフッドおよびリヤゲートの生産を行うことも計画されている。早ければ最新の組み立てシステムなどの生産設備が9月に設置される予定であり、鍛造部品およびロール部品の加工設備も順次設置されていく計画となっている。また、プラスチック部品用の組み立て設備の導入も計画されている。
新工場の開設当初は3,800平方メートルの規模であり、2016年には60人の新規雇用が創出される予定であるが、数年後には工場を10,000平方メートル規模まで拡張して約300人の新規雇用を創出する計画となっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ゲスタンプ プレスリリース
http://www.gestamp.com