マンウントフンメル、ドイツ本社に新しい技術センターを開設
多くの地元有力者が開所式に参加
マンウントフンメルは6月30日、ドイツのルートヴィヒスブルクにある本社に、新しい技術センターを開設したことを発表した。
また、バーデン・ヴュルテンベルク州の経済大臣であるニコール・ホフマイスター博士、ルートヴィヒスブルクの地区管理者であるライナー・ハース博士、ルートヴィヒスブルクの有力者であるヴェルナー・スペック氏、その他数多くの会社の代表が出席した。
新しい技術センターの発足は、マンウントフンメルの創立75周年を記念したものとなった。
高いレベルの技術革新で競争
ヴィンフリート・クレッチュマン知事は次のようにコメントした。「マンウントフンメルの新しい技術センターは、バーデン・ヴュルテンベルク州の技術革新の場所に対する明確なコミットメントであり、当初から一貫して研究開発に焦点を当ててきたマンウントフンメルの75年の伝統を持続するものです。マンウントフンメルは、世界中の国際市場での競争は、主に技術革新の腕比べであることを知っており、競争の一歩先を行くことを続けられれば、トップの座を守るでしょう。今日マンウントフンメルは、その未来を確実にする重要な一歩を踏み出しました。」(プレスリリースより引用)
マンウントフンメルの最高経営責任者(CEO)であるアルフレッド・ウェーバー氏は、リストラ策の一環として、最近2週間で同社が発表した余剰従業員について言及した。
余剰従業員について非常に遺憾に思うとしながらも、新しい技術センターの将来の重要性を強調し、「技術センターは、持続可能な競争力を強化する同社にとって重要な投資であり、この施設は、我が社が少なくても今後75年間進歩することを助ける技術革新やアイデアの発祥の地となる。」と述べた。
フィルターシステムのテストを実施
マンウントフンメル監査役会の会長トーマス・フィッシャー氏は、アルフレッド・ウェーバーやプロジェクトマネージャを感謝するとともに、同社の持つ特別な企業文化を指摘した。同社は、長い伝統を持つ家族経営の会社であることから、進歩に向けた努力による新しい発展は、既存のソリューションの上に築かれ、継続性を実現するものである、としている。
マンウントフンメルは、技術センターの建設に3000万ユーロを超える金額を投資しており、研究や実験施設、新会社の博物館を含む24,000平方メートルの面積を持つ技術センターでは、450人の従業員が業務を行っている。また、隣接するテストセンターは、約100台のテストベンチのためのスペースを有する。
この施設で、同社のフィルターシステムに対して、顧客それぞれのアプリケーションに向けた信頼性と耐久性を確保するための最も厳しいテストが行われることとなっている。
(画像はプレスリリースより)
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