GKN、順調に生産が拡大する電動4WDリアアクスル「eAxle」

生産累計が300,000個
自動車用ドライブライン部品の大手サプライヤーであるGKNは、拡大するハイブリッド車用4WDシステム市場に対応することで同社の電動リアアクスル「eAxle」の生産累計が300,000個に達したと発表した。

GKNは2002年にeAxle技術を開発して以来、ニッチな4WD技術を量販モデル用のアプリケーションとすることに成功した。

GKNドライブラインの最高経営責任者であるPhil Swash氏は次のように述べている。
「GKNがeAxle技術を早期に採用したことで、未来の電気自動車技術を現実のものとすることができた。またこの技術によりGKNは電気式4WDシステムの分野において、リーダー的な立ち位置にある企業となることができた。既にこのシステムを搭載した車両が300,000台もあり、電気式4WDシステムは自動車メーカーやユーザーに魅力的な選択肢になると思う。」
(ニュースリリースより引用)

比較的手軽に前輪駆動車両をハイブリッド4WD化
GKNの電気ドライブ技術を採用しているモデルは、ボルボXC90およびS90、三菱アウトランダー、BMW 2シリーズアクティブツアラー、BMW i8、ポルシェ918スパイダーなどとなっている。

多くの自動車メーカーは、前輪駆動用のプラットフォームの後輪にGKNのeAxle技術を組み込むことで、効率性と運動性が高く、また比較的に低価格のハイブリッド型4WDモデルを提供できるようになった。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

GKN ニュースリリース
http://www.gkn.com