ベントラー、チェコ共和国に新工場

5カ所目となる生産施設
自動車部品の大手サプライヤーであるベントラーは、チェコ共和国に新たな生産施設を建設すると発表した。

チェコ共和国5カ所目となるこの施設は、2017年末には生産を開始する予定であり、アルミニウムおよび熱間圧延形鋼を使用した軽量部品を生産する計画となっている。

ウースチー州クラーシュテレツ・ナト・オフリーの近郊にあるインダストリアルパークに建設されるこの新工場では、最大で500人の新規雇用が創出される見通しとなっている。

既にベントラーはチェコ共和国のリベレツ、フラスタヴァ、ルンブルク、ヤブロネツに4カ所の生産施設を保有しており、2,100人以上の従業員を雇用している。
戦略的に重要な生産拠点
ベントラーの経営執行責任者であるLaurent Favre氏は次のように述べている。
「チェコ共和国は戦略的に重要な生産拠点である。納入先の近くでソリューションの開発を行い、納入先にニーズに合わせて現地で生産を行う。そのために潜在的な成長ポテンシャルのあるチェコ共和国に5カ所目となる生産施設を建設することにした。」(プレスリリースより引用)

今年の年初にはヤブロネツ工場において軽量アルミニウム部品の生産を行うため、70人の従業員を新たに採用すると同時に、工場を11,000平方メートルの規模への大幅に拡張している。

なお、ベントラーはチェコ共和国で既に20年以上にわたり事業活動を行ってきた。


▼外部リンク

ベントラー プレスリリース
http://www.benteler.com