GKN、ボルボのプラグインハイブリッド車両に部品を供給

小型で高性能なハイブリッドシステム
自動車部品の大手サプライヤーであるGKNドライブラインは18日、ボルボと共同開発パートナーシップを継続すると同時に同社のS90プラグインハイブリッドモデルに部品を供給すると発表した。

GKNのeAxleは、標準タイプのリアドライブモジュールが格納されるスペースに装着することが可能であり、ボルボはこれを採用することで車両のアップグレードを行うのと同じ要領でユーザーにプラグインハイブリッドモデルを提供することが可能となった。

このハイブリッドシステムには、最大容量 65kW および1万3000rpmで最大トルク240Nmの電気モーターを搭載しており、2ステージギアボックスを経由して2400Nmのトルクを供給することができる。

電気のみでの走行も可能
このGKNのeAxleは、電気自動車モードおよびリアのみ電動でフロントが内燃機関を動力とすることもできる。

また、4WDおよびパワーモードにおいては、内燃機関が動力元となると同時に、34kWのモーター機能付き発電機(ISG)がバッテリーの充電レベルとeAxleへの電源供給をコントロールするシステムとなっている。

電気自動車モードでは20マイル以上の距離を走行することができ、ボルボS90の場合は28マイルを走行することが可能となっている。

(画像はニュースリリースより)


▼外部リンク

GKN、ニュースリリース
http://media-centre.gkndriveline.com