ビステオン、全種HUDソリューションを「オートチャイナ2016」で展示へ

全セグメントに適応するHUDソリューション 前方透明スクリーンに表示へ
第14回北京国際モーターショー(オートチャイナ 2016)への出展を既に発表している、世界的な大手自動車製品・部品メーカーのビステオンが、同モーターショーにおいて、全種HUD(ヘッドアップディスプレイ)ソリューションを展示すると、20日のニュースリリースにて明らかにした。

ビステオンのHUDは、フロントガラスとドライバーの間に透明の「コンバイナー」と呼ばれるスクリーンがあり、そこにバーチャル映像として様々な情報が表示され、ドライバーが目を前方から離すことなく運転できるプレミアム・コンバイナーHUDとしている。

また一般自動車から高級車まで全セグメントに幅広く搭載できるよう、様々な種類のHUDを展開していくことも明らかにしている。

安価なADASとしても注目が高まる アジア、ヨーロッパでの展開を目指す
顧客から安全性へ需要が高まっており、バーチャル映像としてドライバーの前方に、計器など様々な情報を映し出すHUDソリューションは、安価な先進運転支援システム(ADAS)として注目が高まっている。

「将来、展開の中心となるHUD開発に投資をしつづけ、更に高品質なものを作り上げたい。」(Visteon ニュースリリースより引用)
などと、製品開発部門トップのマシューM.コール氏が語るように、アジア及びヨーロッパ自動車メーカーの車両の2016年から2017年モデルへ、コンバイナーHUD搭載を目指している。


▼外部リンク

Visteon ニュースリリース
http://www.visteon.com