グルーポ アントリン、2016年に3.4億ユーロの大型投資
自動車用インテリア部門を強化
自動車部品の大手サプライヤーであるグルーポ アントリンは、2015年対比97パーセント増で過去最大規模となる3.4億ユーロの投資を2016年に行うと発表した。グルーポ アントリンはマグナインターナショナルより自動車用インテリア部門を2015年に買収して以来、同分野でさらなる競争力を保つと同時に、納入先に対するサービスレベルを継続して向上することを狙っている。
2016年に行う投資は研究開発センターの新設、インフラストラクチャーの改善、プロセスの最適化など複数の分野にわたる予定である。
人的資源を強化していく計画
これらへの投資に加えてグルーポ アントリンは同社で最も重要視しているイノベーションを生む人的資源を強化していく計画である。グルーポ アントリンのプレジデントであるErnesto Antolin氏は次のように述べている。
「新しい納入先の要望に応えるために最高の技術者などの人的資源確保を行ってきた。今後もこれまでと同様に人的資源への投資を行っていく。」(プレスリリースより引用)
2015年にグルーポ アントリンはマグナのインテリア部門の買収に成功したことで、インテリア部品の分野で業界3位のポジションを獲得することができた。また、この買収で納入先、製品、地域の多角化を図ることに成功することができた。
▼外部リンク
グルーポ アントリン ニュースリリース
http://www.grupoantolin.com