ビステオン、「オートチャイナ2016」でToFカメラを用いたジェスチャー認識技術を紹介
先進運転支援「ジェスチャー認識」技術を紹介 3D表示をジェスチャーで操作へ
自動車部品や製品などを手がけ、先進運転支援技術の開発にも着手しているビステオンが、「第14回北京国際モーターショー」(オートチャイナ 2016)で、ToF(Time of Flight)カメラを用いたジェスチャー認識技術を紹介すると、22日のニュースリリースで発表した。車載ジェスチャー・コントロール・システムに採用されるToFカメラは、対象物の反射強度画像データ及び距離データなどを即座に測定・出力することが可能。このシステムによりドライバーの前に表示される3D表示を、ジェスチャーでスムーズな操作を可能にするとしている。
運転への集中を切らすことなく、インフォ及びインフォテインメント・システム操作も
同システムによって、ドライバーが顔を下げることなく運転に集中しながら、インフォメーション及びインフォテインメント・システムの操作が可能になることで、利便性のみならず安全性も改善される。ビステオンは「第14回北京国際モーターショー」に出展することに加え、中国で行われる関連業界イベントへの出展も明らかにしており、将来的にビステオンの展開にとって最重要な技術になると考えを示した。
▼外部リンク
Visteon ニュースリリース
http://www.visteon.com