ジヤトコ、北京モーターショー2016に初出展
無段変速機のバーチャルリアリティ体験も提供
自動車用の無段変速機サプライヤーであるジヤトコは、4月25日に開幕した、第14回北京モーターショー2016に初めて出展する。この展示会でジヤトコは、昨年中国市場で発売された日産のLANNIAに搭載される「Jatco CVT7 W/R」をはじめ、同社のCVTグローバル販売台数の90パーセントを占める「Jatco CVT7」「Jatco CVT8」「Jatco CVT8 HYBRID」、またステップAT、ハイブリッド車用トランスミッション等のカットミッションの展示を行う。
また、エンジンやモーターからの動力を最適な制御で伝達し、自動車の動力性能や燃費性能の実現に重要な役割を果たす無段変速機の走りをバーチャルリアリティ技術により体験ができるコーナーも設置する。
中国の2ペダル変速機の20パーセントが無段変速機
中国における2ペダル変速機の市場が拡大を続ける中、環境性能と動力性能にすぐれた無段変速機の需要も拡大しており、現在、中国市場における2ペダル車両のうち、約20パーセントが無段変速機を搭載している。ジヤトコは、中国において、2007年にジヤトコ(広州)自動変速機有限公司を設立し、2009年より生産を開始しており、その生産能力は年間約100万台で、現在、「Jatco CVT7 W/R」「Jatco CVT7」「Jatco CVT8」の主要ラインナップを生産している。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
ジヤトコ ニュースリリース
http://www.jatco.co.jp