IAC、WardsAutoのインテリア賞獲得製品の9つに部品を供給

ベスト10のうち9製品に供給
WardsAutoが主催する2016 Wards 10 Best Interiors awardを受賞した製品のうちの9つに、International Automotive Components (以下、IAC)の製品が供給されている。

IAC、高度開発と材料工学担当の副社長であるRose Ryntz氏は、次のように述べた。
「エコノミー車や高級SUVなど車のクラスに関係なく、受賞したインテリアを搭載することは可能です。IACは、世界クラスのインテリアを持つオリジナル機器メーカーの顧客のビジョンをサポートする、我が社の製品や材料の革新に誇りを持っており、今年のWards 10 Best Interiors awardの受賞製品は、インテリアデザインに対する総合的なコミットメントを反映しています。」(プレスリリースより引用)

幅広い車種に採用
IAC製品を搭載したインテリアには、次のようなものがある。

BMW 7シリーズのインストルメントパネル・オーバーヘッドとヘッドライナー・ソフトトリムおよび音響絶縁。キャデラックXT5のオーバーヘッドとヘッドライナー。シボレーカマロのインストルメントパネル・オーバーヘッドとヘッドライナー・ドアパネル・コンソール。

クライスラーパシフィカのオーバーヘッドとヘッドライナー・ソフトトリム。ホンダシビックのアコースティック絶縁。レクサスRXのオーバーヘッドとヘッドライナー。メルセデス・ベンツGLCのソフトトリム・防音。

日産マキシマのドアパネル・オーバーヘッドとヘッドライナー。ボルボXC90のインストルメントパネル・ドアパネル。

軽量化で低燃費、静音設計
Wards 10 Best Interiors awardは、美学とデザインの調和、材料、人間工学、安全性、快適性、価値、仕上がり感に基づいた評価によって、受賞製品が決定されるものであり、車両情報が効果的に伝達される方法を確認するために、ヒューマンマシンインターフェースの使いやすさも検証される。

また、最近の業界における課題である軽量化について、Ryntz氏は次のように述べた。
「インテリアは、軽量化する必要がありますが、かといって、騒音を起こすことが許されているというわけではありません。IACは、燃費向上のために軽量化を図りながら静かであるキャビンを保つために、独自の音響素材を利用しています。」(プレスリリースより引用)

OEMが、より軽くて低燃費な車を構築することを支援するために、IACは、軽量で、環境的に持続可能な天然繊維を使用した新しいサンルーフフレーム「FiberFrame」を開発した。

「FiberFrame」は、サンルーフの金属補強フレームを、70%再生可能な原料で構成された新しい原料を使用した、強力な天然繊維の軽量化フレームに変更している。

これは、改良された構造剛性のために高い剛性を有しており、従来の金属補強鉄製フレームと比較して50%まで軽量化が可能である。


▼外部リンク

International Automotive Components (IAC)
http://www.iacgroup.com