ビステオン、ブルガリアのソフトウェア開発施設を拡大

89,000平方フィート規模となる新施設
自動車部品の大手サプライヤーであるビステオンは16日、ブルガリアにあるソフトウェア開発拠点を拡大すると発表した。

近年の拡大するソフトウェアサービスへの需要拡大に対応するため、ビステオンはブルガリアの首都であるソフィアに拠点を置く700人の従業員を、新たに立ち上げる89,000平方フィート規模の新施設へ移動させる。

またこの新施設は、将来的に150人のさらなる増員にも対応できる施設となっている。

この新施設の開所式は、ブルガリア大統領ロセン・プレヴネリエフ氏、ブルガリアの米国大使エリック・ルベン氏、ブルガリア投資及び経済開発庁の関係者、取引先関係者、従業員が参加する中で行われた。
ブルガリア最大規模の研究開発施設
ビステオンの最高技術責任者であるMarkus Schupfner氏は次のように述べている。

「自動車用のソフトウェア開発は、コネクテッドカーと自動運転の技術の進化に伴い、自動車産業内において最も成長が著しい分野である。ソフィアにおけるビステオンのソフトウェア開発は、この分野において中心的な役割を果たしており、世界の主要な自動車メーカー向けにインフォテイメント、ヘッドアップディスプレイ、その他革新的なソリューションの開発を行っている。」(ニュースリリースより引用)

ソフィアにあるビステオンのソフトウェア開発センターは2001年に設立され、現在では同社が保有する最も大規模なソフトウェア事業であり、また、ブルガリアにおける最大規模の研究開発施設の1つとなっている。

ビステオンは、拡大する自動車メーカーの自動車技術ソフトウェアへのニーズに対応するため、このソフィアにおける開発能力を拡大していく計画である。


▼外部リンク

ビステオン ニュースリリース
http://www.visteon.com