豊田合成、メキシコに4拠点目の生産工場

メキシコの生産子会社が本格稼働
豊田合成は5月16日、すでに4月より稼働を開始していたメキシコの自動車生産子会社「豊田合成イラプアトメキシコ」(TGIMX)の開所式を、現地時間13日に行った旨を伝えた。


北米市場のニーズに対応した製品の提供を可能
開所式の冒頭で、同社荒島正会長は「TGIMXの稼働により、お客様により近い場所で製品を提供できるようになった。この重要な市場で、お客様とともに成長していきたい」と、行政や取引先の関係者などが出席する席上で抱負を語った。

このようにTGIMXの稼働で、北米市場に向けたラジエータグリル、コンソールボックス、樹脂フューエルフィラーパイプなどの製品を、より顧客のニーズに応じた形での提供が可能となった。また来年の夏には、メッキ製品の生産も手がける予定となっている。

メキシコで自動車部品全4事業の生産システムを構築
メキシコにおいて同社は、「タペックスメキシカーナ」(TAPEX)というセーフティシステム関連の会社、「豊田合成オートモーティブシーリングメキシコ」(TGASMX)というウェザーストリップ製品会社、さらにブレーキホースなどの機能部品を製造する「豊田合成ラバーメキシコ」(TGRMX)の3社をすでに保有する。

4拠点目となるTGIMXの稼働により、同国で自動車部品全4事業の生産システムが整うことになった。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

豊田合成株式会社 プレスリリース
http://www.toyoda-gosei.co.jp/news/detail/?id=490