テネコ、Monroeブランドの100周年記念式典を開催
自動車サービスマンが選択するエリートブランド
テネコは、ミシガン州モンローにある同社のグローバルアフターマーケット施設において、政府関係者やVIP、従業員を迎え、Monroeブランドの100周年記念式典を開催した。テネコ会長兼最高経営責任者(CEO)であるグレッグ・シェリル氏は、次のように述べた。
「今日は、これまで1世紀にわたって世界的なリーディングブランドであるMonroeを作り、次の100年で継続的な成長を牽引していく、卓越性のための技術革新と意気込みに対して祝賀をするものです。Monroeは、顧客のための優れたドライビング・エクスペリエンスの提供を支援するために、Monroe製品を選択した自動車サービス専門家の心の中で特別と定義される、業界のエリートブランドの1つです。」(TIRE REVIEWより引用)
幅広いショックアブソーバーを開発
Monroeブランドは、1916年に、オーガスト・F・マイヤー氏がミシガン州モンローでタイヤポンプの製造会社を設立したことによりスタート。その直後、マイヤーは、地元の自動車ディーラーであるチャールズ・S・マッキンタイア氏と提携を行い、1919年には、会社名を「Monroe Automobile Equipment Manufacturing」とし、さらに「Monroe Auto Equipment」と変更した。
1926年、マイヤー氏とマッキンタイア氏は、同社初のショックアブソーバー「Monroe Shock Eliminator」を開発。このショックアブソーバーは、主にシングルバレルタイヤポンプに基づいたものだ。
さらに、1929年には、最初のダブルアクションショックを開発し、1938年には、鉄道レール用車両向けショックアブソーバーのラインも導入している。
ミシガン州から始まり世界的なブランドへ
1951年には、北米を代表する、OEMおよびアフターマーケット向けショックアブソーバーのサプライヤの1つとなり、1977年には、テネコが「Monroe Auto Equipment」を買収、Monroeブランドは成長を続けている。式典では、テネコ幹部の挨拶に加え、創業者オーガスト・マイヤー氏の孫であるリック・マイヤー氏の挨拶も行われた。また式典の参加者は、モンローの施設を見学し、OEおよびリプレイスメント市場における、Monroe Shocks and Strutsの最新技術革新についての説明を聞くことができた。
▼外部リンク
TIRE REVIEW
http://www.tirereview.com
Aftermarket News
http://www.aftermarketnews.com
THE MONROE NEWS
http://www.monroenews.com