マグナインターナショナル、イギリスに新工場を建設
アルミキャスティング工場を建設
カナダの自動車部品大手サプライヤーであるマグナインターナショナルは25日、イギリスのテルフォードにアルミキャスティング工場を建設して、イギリスの高級自動車メーカーであるジャガー・ランドローバーに部品供給を行うと発表した。新工場の面積は約225,000平方フィートの規模で、フル稼働時には最大で295人の新規雇用を創出する予定である。
この新工場の建設にあたりマグナインターナショナルは、イギリス貿易投資総省およびイギリス自動車産業投資室、イギリス政府の地域成長ファンドからの財政支援を得て実現が可能となったと見られている。

車両の軽量化に貢献
この新工場は今秋に建設に着手し、2018年から生産を開始する計画となっており、軽量でありながら強度を高めたアルミキャスティング部品を、次世代のオールアルミ車両などに供給する予定である。これらのアルミキャスティング部品を採用することで、自動車メーカーは車両の剛性を高めると同時に、軽量化を図ることで、燃費および安全性とハンドリングの向上につなげることが可能となる。
また、新工場の運営は、マグナインターナショナルの車体部品子会社であるコズマインターナショナルが行うことになっている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
マグナインターナショナル ニュースリリース
http://www.magna.comk