ジョンソンコントロールズ、タイコ社と合併した新会社の経営幹部を発表

10月1日より就任

ジョンソンコントロールズは、タイコ・インターナショナルとの合併計画のクロージングとして、2016年10月1日に就任となる、新会社をリードする幹部チームを発表した。

以前に発表されたように、この合併により、ジョンソンコントロールズの会長兼最高経営責任者(CEO)であるアレックス・モリナローリ氏が、新しい会社の会長兼最高経営責任者(CEO)に任命される。

タイコ社の最高経営責任者であるジョージ・オリバー氏は、事業運営の責任者として統合をリードし、社長兼最高執行責任者(COO)、また取締役に就任する。

モリナローリ氏は、合併のクロージング後18ヶ月の間、会長兼最高経営責任者を務める。その後、オリバー氏とモリナローリ氏が、1年ごとに最高経営責任者(CEO)となり、その後は、オリバー氏が、会長兼最高経営責任者(CEO)となる。

モリナローリ氏は、次のようにコメントした。

「我々は、製品や技術、統合ソリューションおよびエネルギー貯蔵を構築するグローバルリーダーを作成するために、2つの大きな企業が行ってきた合併の作業において、この重要なマイルストーンに到達したことを嬉しく思っています。この有能な幹部チームにより、合併後の会社は、繁栄成長し、顧客や株主のための独自の価値を創造し続けるようになります。我々は、世界中で、スマート建物や都市環境の可能性を現実のものとするために、お互いの補完的な能力を発揮できることを楽しみにしています。」(プレスリリースより引用)

 

新会社の執行役員

合併の完了時に、次に挙げる執行役は、オリバー氏に加えて、モリナローリ氏に対しても業務の報告を行うこととなっている。

現在、ジョンソンコントロールズの副社長、広報&チーフダイバーシティ・オフィサーであるグラディ・クロスビー氏は新会社でも同じ役職に就任する。同じくジョンソンコントロールズの副社長&チーフ人事官であるサイモン・デイビス氏、副社長兼チーフマーケティングオフィサーのKim Metcalf-Kupres氏も、新会社で同じ役職に就任。

また、執行副社長兼最高財務責任者であるBrian Stief氏と、副社長兼オペレーション&エンジニアリングであるジェフ・ウィリアムス氏も、新会社の同じ役職に就任する。

一方、タイコ社の上席副社長&法務顧問であるジュディ・ラインズドルフ氏は、新会社で同じ役職に就任し、現在、タイコ社の最高情報責任者&企業変革リーダーであるJohn Repko氏は、新会社の副社長兼最高情報責任者(CIO)に就任する。


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