ビステオン、スティーブン・フィッツジェラルド氏を副社長兼CHOに任命
フォードで戦略構築などの役職を務める 自動車業界で28年間の経験
世界的な自動車部品サプライヤーで、車内電子機器製品などの開発も手がけるビステオンは、新たな副社長兼CHO(最高人事責任者)に、スティーブン・フィッツジェラルド氏を任命したと9日のプレスリリースにて明らかにした。フィッツジェラルド氏は、科学技術、自動車業界及びホスピタリティ・エクスペリエンス関連業務に28年間以上も携わった実績を持つ人物。前職は、グローバル通信技術会社アバイヤの人事部門副社長を務めた。
また、アメリカの世界的大手自動車メーカーのフォード・モーターで、14年間人事関係戦略構築及び労働関係を管理する役職も務めている。
自動車及び技術業界で活躍する世界クラスの才能発掘、育成 技術重視の成長加速へ
優れた人材の発掘・開発、労働関係及びビステオンの組織構造マネジメントなども、フィッツジェラルド氏によって進められる見込みとなっており、組織効率を高めていくとしている。また、副社長兼CHOへの就任が決まった同氏について、ビステオン社長兼CEOのSachin Lawande氏は、
「フィッツジェラルド氏には、グローバル人材資源戦略プログラムにおいて、リーダーシップを発揮していただく。豊富な経験から、自動車及び技術業界で活躍する世界クラスの才能発掘、育成に注力してもらいたい。」(プレスリリースより引用)
とし、技術重視の事業成長を目指すビステオンへ、大きく貢献することに期待を寄せた。▼外部リンク
Visteon プレスリリース
http://www.visteon.com