Plastic Omnium、プラグインハイブリッド車向けに新技術を供給

プラスチック燃料タンクを開発
自動車部品の大手サプライヤーであるPlastic Omniumは13日、プラグインハイブリッド車両向けに次世代のプラスチックタンクを開発したと発表した。

このプラスチックタンクはINWIN技術を採用しており、現在主要なプラグインハイブリッド車両に採用されているメタル製のタンクより約40パーセントの軽量化に成功している。

このタンクは、プラグインハイブリッド車両が長時間にわたり電気自動車モードで走行中に、燃料タンク内で発生する燃料蒸気圧に耐えることができる特性を持っており、Plastic Omniumが開発した163の特許技術が用いられている。

現代自動車向けに供給開始
このプラスチック燃料タンクは、韓国の現代自動車が生産するプラグインハイブリッド車両向けに、2016年12月より供給することが予定となっている。

また、このPlastic Omniumが開発した新型タンクは、2018年までにはアジアとヨーロッパの3社の自動車メーカーが生産する7車種にも供給することが決定している。

このようにPlastic Omniumは、革新的なソリューションを自動車メーカーに供給することにより、車両の排ガス低減に大きく貢献している。


▼外部リンク

Plastic Omnium ニュースリリース
https://www.plasticomnium.com