TIオートモーティブ、中国に新工場を開設

プラスチック製のフューエルタンクを生産
自動車フューエルシステム部品の大手サプライヤーであるTIオートモーティブは、中国の保定市にフューエルタンクを生産する新工場を開設した。

74,000平方フィート規模の新工場は、TIオートモーティブが中国に保有する3ヵ所目のフューエルタンク工場となる。

この新工場では、長城汽車のHAVALブランド向けにスポーツユーティリティおよびクロスオーバーモデル用のプラスチック製フューエルタンクを生産する予定。 

新工場は河北省保定市の北部に開設され、長城汽車の生産施設の近隣に位置しており、TIオートモーティブが中国に保有する17カ所目の工場となっている。
120人の新規雇用を創出予定
TIオートモーティブのフューエルタンク&デリバリーシステムの代表取締役副社長のHans Dieltjens氏は次のように述べている。
「HAVALブランドの車両は中国での成長が著しく、長城汽車は中国で最大のSUVおよびトラックメーカーである。われわれのゴールは新工場およびフューエルタンクとデリバリーシステムを通じて長城汽車とHAVALブランドの成長をサポートしていくことである。」(プレスリリースより引用)
TIオートモーティブは、フューエルタンクの分野では世界的も業界トップクラスのポジションにあり、2014年にはPACEアワードも獲得している。

なお、TIオートモーティブが保定市に開設した新工場では、フル操業時には120人の新規雇用が創出される予定となっている。


▼外部リンク

TIオートモーティブ
http://www.tiautomotive.com