豊田合成、インドに自動車部品の新工場を設立

2017年3月より部品供給を開始
自動車部品の大手サプライヤーである豊田合成は、インドにおける自動車生産の拡大と安全規制強化により見込まれるエアバッグ等の需要拡大に対応するため、約5.5億ルピーを投資してインド北部のハリヤナ州バワルに新工場を設立すると発表した。

新工場は、豊田合成の生産子会社「豊田合成ミンダ・インディア株式会社」(以下、TGMIN社)の分工場として設立し、エアバッグやウェザストリップ等の自動車部品を2017年3月から現地の日系自動車メーカーに供給する計画である。
セーフティシステム製品とウェザストリップ製品を生産
TGMIN社は、2008年4月に豊田合成および豊田通商が現地資本のMinda Investements Limitedとラジャスタン州のニムラナに設立した資本金32億9,000万ルピーの合弁会社である。

2016年3月現在、TGMIN社は928名の従業員体制でセーフティシステム製品およびウェザストリップ製品の生産を行っており、2015年との売上高は約30億ルピーとなっている。

今回設立される新工場は、約20,000平方メートルの土地に約8,000平方メートル規模の建屋となる予定であり、TGMIN社のニムラナ工場と同様に、運転席用エアバッグ、助手席用エアバッグ、ハンドルなどのセーフティシステム製品、およびオープニングウェザストリップ、ガラスランなどのウェザストリップ製品を生産する計画である。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

豊田合成 プレスリリース
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