ブリヂストン、欧州でタイヤ販売会社の買収と部品販売会社と合弁会社を設立

フランスのタイヤ販売大手を買収
自動車用タイヤの大手サプライヤーであるブリヂストンは5日、欧州子会社ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー(以下、BSEMEA)が、フランスの大手自動車整備業チェーンSpeedy France SAS(以下、Speedy社)の買収手続きを完了したと発表した。

ブリヂストンは、今年5月30日にBSEMEAがSpeedy社と同社買収の最終契約を締結したことについて合意したと発表しており、今回の関係当局による許認可すべての手続きが完了したことで、Speedy社はBSEMEAの完全子会社となった。

ドイツの部品販売会社と合弁設立
また、7月1日にはBSEMEAの子会社であるブリヂストン・ドイツが、ドイツ国内で自動車タイヤを含む自動車部品の販売、およびその他自動車関連サービスを手掛けるPneuhage Management GmbH & Co. KG(プノイハーゲ・マネジメント社)との間で合弁事業を開始する方向で合意したと発表。この合弁事業についても欧州委員会の認可を8月1日に取得した。

ブリヂストングループでは、欧州事業が小売網の強化を基本戦略の一つとして掲げており、今回のフランスとドイツにおける進展はその成長戦略に沿った大きな一歩となるとしている。


▼外部リンク

ブリヂストン ニュースリリース
http://www.bridgestone.co.jp