アメリカンアクスル、デトロイトに高度技術開発センターの開設を計画
既存の拠点を高度技術開発センターに
アメリカンアクスル&マニュファクチャリング(以下AAM)の高度エンジニアリングおよび電化システム担当副社長であるナイジェル・フランシス氏によると、同社は、今年、既存の装置と新規の装置に最大で5000万ドルを投資するとともに、3000万ドルをかけて、高度技術開発センターとしてオープンする計画である。AAMは、35万平方フィートのセンターに150人エンジニアが働いており、今年の末までに100人以上を新たに雇用する。センターでは、新技術の開発や保証分析、高度な機械加工、および競争力の評価を推進していく予定だ。
前述のフランシス氏は、自動車研究の経営説明会セミナーセンターでのインタビューにおいて、自動車業界が、ドライブラインとも呼ばれる電化ドライブトレインを必要とすると考えて、次のように述べた。
「我々は、製品開発、また製造プロセスと製造システムの開発を行っています。 現在は、信号を受信し、内燃機関と純粋な機械的ドライブラインと速く、道路にパワーとトルクを置くために、非常に迅速に反応することができる電気モーターを持つ車両を持っています。」(METRO TIMESより引用)
様々な高度機能
また、AAMは、業界パートナー・学界・下請けサプライヤ・純正機器メーカー(OEM)・顧客との共同研究のために、この新しいセンターを使用する。フランシス氏は、3D印刷が、将来の製造業務、さらには、人間とロボット間の工場フロアにおける相互作用の合理化に影響を与えることを期待している。AAMの幹部は、ドライブラインが道路上で通信を行うことを想定している。
今年、様々なメーカーが立ち上げた、耐久性のある全輪駆動システムである「EcoTrac」は、全輪駆動を作動させるべきかどうかを決定するために、温度やワイパーの使用などの要素を考慮することができるのだ。
フランシス氏は、「物事は変化しており、物事が変更された時に全ての人ための機会がある。」と、まとめている。
▼外部リンク
METRO TIMES
http://www.metrotimes.com
Automotive News
http://www.autonews.com/
The Detroit News
http://www.detroitnews.com/