ブローゼ、米国に新工場を開設

BMW向けの部品を生産
自動車部品の大手サプライヤーであるブローゼの米国子会社ブローゼ・ノース・アメリカが、サウスカロライナ州スパータンバーグの77,000平方フィートの敷地に生産施設を開設すると発表した。

同社はこの新工場の開設に向け約600万ドルの投資を行い、60人以上の新規雇用を創出することで軽量ドアシステムおよびオンデマンド方式のエア冷却システム部品をBMW向けに納入する計画である。
車両の燃費向上などに大きく貢献
ブローゼ・ノース・アメリカのプレジデントであるMike Brosseau氏は次のように述べている。
「この新工場はブローゼが米国に保有する4番目の工場となる。われわれは製品に自信を持っており、この新工場により物流を向上すると同時に納入先へのサービスを向上していく。」
(プレスリリースより引用)

このドアシステムは1セットで約1.8キログラムの車両軽量化につながり、燃費の向上と排ガスの低減に貢献することができる。またエア冷却システムは車両の状態を最適化することで、燃費の向上、エンジンの温度管理の向上、また、SUVなど大型モデルの空力特性の向上に貢献することができる。

なお、このドアシステムとエア冷却システムの量産開始は2017年の8月となっている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ブローゼ プレスリリース
http://www.brose.com