クーパースタンダード、AMIの自動車事業を買収

フューエルおよびブレーキ部品事業を買収
自動車の流体システムおよびNVHコントロールシステムなどの大手自動車部品サプライヤーであるクーパースタンダードオートモーティブは15日、AMI Industries(以下、AMI)とその関連会社の自動車用フューエルおよびブレーキ事業を買収することで合意したと発表した。

今回、クーパースタンダードは、北米におけるAMIの同事業を2016年8月15日付で買収する。中国におけるAMIの同事業は、規制当局の承認が得られた後に買収する見通しだ。なお、今回の買収に関わる取り引き条件は非開示となっている。

買収は成長戦略と合致
クーパースタンダードの会長兼最高経営責任者のジェフリー・エドワード氏は、今回の事業買収について次のように述べている。
「AMIのフューエルおよびブレーキ事業の買収は、クーパースタンダードの成長戦略と直接的に合致しており、納入先へのサービスレベルを強化することで、グローバルレベルにおいてクーパースタンダードの競争力を強化することになる。」
(プレスリリースより引用)

2000年に設立されたAMIは、主に農業、建設、自動車、トラック、マリーン産業向けにチューブ製品を供給しており、チューブ部品の製品ラインアップを拡大する中で、フューエルおよびブレーキ部品の生産も2008年より開始していた。なお、ミシガン州を拠点とするAMIは、同州、インディアナ州および中国にも生産拠点を保有している。


▼外部リンク

クーパースタンダード プレスリリース
http://www.ir.cooperstandard.com