ブローゼ、メキシコに新工場を開設

シート部品を生産予定
大手自動車部品サプライヤーのブローゼの北米事業会社であるブローゼ・ノース・アメリカは、メキシコのケレタロに56,000平方メートル規模の新工場の建設を開始した。

ブローゼは1.7億ドルを投資することで、北米初となるイージーエントリー機能付き軽量リヤシート構造部品の生産施設を開設して、拡大する需要に対応する計画である。

このブローゼの新工場は、同社のケレタロ地域では3カ所目、メキシコでは4カ所目の工場となる。

鍬入れ式はブローゼの最高技術責任者のThomas Spangler氏、ブローゼ・ノース・アメリカ社長のMichael Brosseau氏、またメキシコ政府関係者が参加する中でとり行われた。

900名の新規雇用を創出
今回、開設される新工場では、プレス、溶接、塗装、組み立て工程を含む垂直統合された生産プロセスが導入されており、900名の新規雇用が創出される見通しである。

新工場では2列目と3列目のシート構造部品をブローゼとしては初めて北米で生産することになる。

また、3列シートに簡単にアクセスできる電動イージーエントリー機能付き軽量シート構造部品を生産する。

これに加えて、2列目および3列目シートを折りたたむことでフラットな空間を生み出すことのできる電動折りたたみ機能付きシート構造部品の生産も行われる予定である。

なお、同工場における量産開始は2018年の夏からとなっている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ブローゼ プレスリリース
http://www.brose.com