ベントラー、ポーランドに工場を開設
フォルクスワーゲン向け部品を生産
大手自動車部品サプライヤーのベントラーは5日、ポーランド初となる工場を開設したと発表した。ベントラーは、チェコ共和国、ハンガリー、スロバキア共和国およびロシアに工場を保有しているが、この度、ポーランドに工場を開設し、フォルクスワーゲンの商用車向けのシャーシ部品を生産する予定である。
ポーランドのポズナン近郊にあるブジェシニャに開設されるこの新工場は、ロシアのカルーガにある工場に次いでこの地域では2カ所目の工場であり、フォルクスワーゲンの次期クラフター向けの部品を生産することになる。
100名の新規雇用を創出
5,300平方メートル規模のこの新工場は、フォルクスワーゲンの工場に隣接しており、2018年より量産を開始して年間100,000個以上のシャーシ部品を生産する予定である。なお、2017年には約100名の新規雇用を創出する見通しである。ベントラー・オートモーティブの執行経営責任者のLaurent Favre氏は次のように述べている。
「この新工場は、成長が著しい東欧市場への大事なステップとなる。そのためには納入先に近い場所で、その需要に応えていく必要がある。納入先に近い場所で生産事業を行うことで、常に柔軟な対応が可能となる。」(プレスリリースより引用)
▼外部リンク
ベントラー プレスリリース
http://www.benteler.com