ZF Friedrichshafen、ソフトウェアのdoubleSlash社との戦略的な提携を発表

doubleSlash社の株式の40%を取得
ZF Friedrichshafenは、同社とdoubleSlash Net-Business社が戦略的な提携をすることに合意したと発表した。

ZFは、doubleSlash社の株式の40%を購入する。ZFは、ドイツのフリードリヒスハーフェンに拠点を置くソフトウェア会社であるdoubleSlash社とともに、車両ネットワークの分野を拡張していく予定だ。

ZFと、100人の従業員を擁するdoubleSlash社は、昨年の秋、デジタルで企業の組織的プロセスをサポートする4つの分野、ソフトウェア開発・ネットワーク製品とサービス・製品データ管理・エンタープライズ情報管理(EIM)において、戦略的パートナーシップを結んでいる。

ZFの最高経営責任者であるステファン・ゾンマー博士は、この提携について、次のように説明した。
「我々は、doubleSlash社という、車両ネットワークの分野で非常に経験豊富なパートナーを得ました。このコラボレーションは、我が社の『SEE THINK ACT』というポリシーに従って、インテリジェントなソフトウェアアーキテクチャを持つ未来の車を装備するための、エキサイティングな新しいソリューションを、我々にもたらします。これを達成するために、我々は、我が社の技術ポートフォリオの不足部分を徐々に埋めようとしています。」(プレスリリースより引用)

車両ネットワーク技術などでサポート
doubleSlash社は、先進都市車両(AUV)とインタラクティブな可視化とともにユーザーのコミュニケーションを容易にする最新のWeb技術など、いくつかのソフトウェアプロジェクトでZFを順調にサポートしてきた。データと信号は、これらの技術のおかげでリアルタイムに送信することができる。

doubleSlash社のゼネラルマネージャーであるアンドレアス・ストロボ氏は、次のように述べた。

「このように協働を行うことは有望なスタートでした。我々は、常に追求し、企業やネットワーク製品をデジタル化するという我が社の従来の戦略をさらに発展させることができるパートナーとして、ZFを得たことを嬉しく思っています。」

ストロボによると、この提携は、より集中的で精密な信頼できるソフトウェアパートナーとのコラボレーションのための基盤を形成するものである。 また、doubleSlash社は、自律的かつ独立したソフトウェア会社として、市場で活躍し続ける意向を示している。


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ZF Press Releases
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