ベバスト、ノイブランデンブルクの高電圧ヒーター工場を政府関係者が訪問
州の高官が訪問
世界的な自動車用ルーフとサーモシステムの大手サプライヤであるベバストは、自動車の将来を先導し、革新的な電気温水ヒーター「高電圧ヒーター(HVH)」を市場にもたらしている。
また、交通省大臣であるAlexander Dobrindt氏と、連邦議会議員のEckhardt Rehberg氏とMatthias Leitz氏も、ベバストについての詳細を知るために一緒に訪問している。
地域全体の雇用促進に寄与
Caffier氏は、次のように語った。「革新的な新しいアイデアを生み出すベバストは、ノイブランデンブルクとメクレンブルク=フォアポンメルン州にとって重要な雇用者です。地域にとって、ベバストは工場で仕事を提供する以上のことを行っており、多くの中小企業と地元の雇用を確保することに関して直接影響を与えています。我々は、交通インフラの一層の拡大と、州全体におけるブロードバンドネットワークの開発をサポートしており、その結果、革新的な雇用を生成し続けることを実現しています。」(プレスリリースより引用)
また、Dobrindt氏も、ベバストが世界へ向け主力製品を製造するために、行政が、交通や通信などのインフラストラクチャの整備を進めていることに言及した。
未来の電気自動車やハイブリッド車向けヒーター
ベバストは、2015年にHVHを発売し、電気自動車やハイブリッド車用ヒーターの市場に対するソリューションを導入しており、それにより、e-モビリティが、必ずしも快適性を犠牲にするわけではないということを示してきた。サーモ&コンフォート部門の経営委員会のメンバーであるMichael Kranefuss氏は、新たに開発された製品の商業的関連性を強調して、次のように述べた。
「研究開発に対して多くの投資をすることにより、我々は、近い将来の自動車用ヒーターに対処し、今後も技術的優位を保持し続けることを確実にする製品を開発してきました。市場の潜在力は巨大であり、我々は、30%以上の年間成長率を予想しています。」(プレスリリースより引用)
さらに、ノイブランデンブルクの工場長であるAndreas Dikow博士によると、同社の目標は、2020年までに、ノイブランデンブルク工場で、HVHを年間50万台生産することであり、HVHの機能と使途を拡張するために進行中の数多くのプロジェクトを持っている。
HVHの次の開発段階は、9月22日からハノーバーで開催されるIAA商用車ショー2016において、初めて発表される予定。
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