ネクステア・オートモーティブ、米ミシガン州に新しいグローバル本社を開設

自動車業界の中心地に開設
ネクステア・オートモーティブは25日、ミシガン州オーバーンヒルズに新しいグローバル本社を開設したことを発表した。戦略的に配置された本社は、拡大する業界のプレゼンスと、増加した熟練技術を持つ人材のための強力なプラットフォームを提供する。

同社は、国内および外国の政府高官、顧客、サプライヤーと業界パートナーを招待した盛大な開所式を行った。

式典では、同社のグローバルな成長について、また、ステアリングとドライブラインシステムだけではなく、従業員が日常的にどのように仕事を行うかについての革新に対する努力を強調した。そして、運用効率を向上させシームレスなグローバルワークフローを作成するために、幅広くコラボレーションしたテクノロジーという、本社の機能についてプレビューした。

式典の中で、ネクステア・オートモーティブの会長および執行取締役兼最高経営責任者(CEO)であるGuibin Zhao氏は、次のように挨拶した。
「5年前の買収以来、我々は中国の会社だけでなくアメリカの会社として、ネクステア・オートモーティブを確立してきました。我々は、世界の自動車産業に深く根ざすグローバル企業のモデルとして、我が社を評価しています。我々は、グローバル企業として、ミシガン州オークランド郡、オーバーンヒルズという世界の自動車産業の中心地において、我が社の顧客や同僚、第一人者がいる中に、新しい本拠地を置くという選択をしました。」(プレスリリースより引用)

様々な高性能設備
この施設は、事実上グローバルで戦略的な、すべてのコーポレート機能を収容し、本社チームは、顧客、サプライヤー、業界パートナーに近接することで、業界の関係性を拡張する。

52,000平方フィートの広さを持つグローバル本社は、150人の従業員を収容し、フルサービスのカフェ、人間工学に基づいたワークスペース、リサイクルおよび再生可能な建築材料、高効率空調や照明システムを備えている。また、高度なコラボレーション・ツールに加えて、インタラクティブな会社情報や最新ニュース、天気、交通報告とデジタルサイネージなども提供されている。

ネクステア・オートモーティブ、上級副社長および執行取締役兼最高戦略責任者であるマイク・リチャードソン氏は、次のように述べた。
「オーバーンヒルズで、我々は、顧客やパートナーとの強化された戦略的な機会を得ます。我々は、業界の意見交換に参加し、未来のモビリティを形成する上でさらに大きな役割を引き受けることを楽しみにしています。」(プレスリリースより引用)

ミシガン州へのコミットメント
未来のモビリティ技術に対するネクステア・オートモーティブの積極的な役割の一部は、ミシガン州へのコミットメントに根ざしたものだ。

ネクステア・オートモーティブは、この本社に加えて、ミシガン州サギノーに、グローバルテクノロジーセンターを保有している。このエンジニアリングセンターは、同社のコア技術の進歩とその地域の製品チームのグローバルサポートに焦点を当てており、サギノーも、北米部門の管理と製造部門の中心拠点となっている。

2010年以来、ネクステア・オートモーティブは、ミシガン州の生産設備に対しほぼ5億ドルを投資し、現在、5,000人以上のミシガン州の労働力を採用している。


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