いまだに事故リスクが高いタカタ製欠陥エアバッグを搭載する自動車メーカー

アメリカ国内で2800万台以上もリコール 2018年末までに問題の起爆剤を使用停止
アメリカ国内だけで100人以上の負傷者、10人の死者を出しているタカタ製欠陥エアバッグ。自動車関連メディア各社は23日より、いまだに新車へ同製品を搭載している自動車メーカーを明らかにしている。

政府関連機関は、タカタが2018年末までに、硝酸アンモニウムを起爆剤とするインフレーターの製造を全面停止する意向を示したと発表しているが、既存の同製品を新車に搭載することは、現段階では違法とはされず、幾つかの自動車メーカーがいまだに採用している事実があることが指摘されている。

新車に搭載する大手自動車メーカー 三菱自動車やトヨタ自動車を含む6社を公表
研究者などの間では、インフレーターが湿った環境下に置かれることで不具合が生じるとし、乾燥剤に問題があると指摘しているが、世界的に有名な自動車メーカーが、まだ新車に同製品を搭載。

報じられたところによれば、三菱自動車やトヨタ自動車、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)を含む、6社もの大手自動車メーカーが2016年や2017年モデル自動車に多く搭載していると明らかにされた。


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USA Today
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