豊田合成、メキシコの生産能力を大幅に増強
拡大する需要に対応
自動車部品の大手サプライヤーである豊田合成は、メキシコを含む北米地域における自動車生産の拡大に対応するため、2020年までにメキシコの生産子会社「豊田合成オートモーティブシーリングメキシコ」においてウェザストリップ製品の生産能力を現在の約1.5倍に増強すると発表した。豊田合成はメキシコの既存工場に生産設備を増設するほか、その隣接地を取得して工場建屋を拡張することで、メキシコをはじめとする北米地域で生産する納入先の需要に対応できる体制を整える計画である。
現在、同工場ではオープニングトリムウェザストリップ、ドアウェザストリップ、ガラスラン等のウェザストリップ製品を生産している。
大幅な売り上げ拡大を見込む
豊田合成オートモーティブシーリングメキシコは2008年4月にメキシコのサンルイスポトシ州 サンルイスポトシ市設立され、その資本金は4,950万米ドルとなっている。今回の生産能力増強に伴う投資額は3,450万米ドルで、現在は60,500平方メートルの土地に41,000平方メートルの建屋となっているが、拡張後は84,500平方メートルの土地に48,600平方メートルの規模となる予定である。
また、現在は910名の従業員体制となっているが、2020年には約1,450名体制に拡大され、売り上げ規模も現在の年間6,000万ドルより1億2,400万ドルに拡大する計画である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
豊田合成 プレスリリース
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