グルーポアントリン、マグナのインテリア事業部の買収を完了

名実ともに業界大手のサプライヤーへ
自動車部品サプライヤーであるグルーポアントリンは、マグナインターナショナルのインテリア事業部の買収が完了したと発表した。

今回の買収により、グルーポアントリンは26ヵ国に161ヵ所の生産施設を保有し26,000名以上の従業員を抱えることになり、名実ともに大手自動車用インテリア部品のサプライヤーとなったといえる。

またグルーポアントリンは、米国、ドイツ、イギリス、中国などの自動車産業が主要な産業となっている主要な国々において、製品ポートフォリオと業界におけるプレゼンスを強化することに成功したといえる。
フィアット・クライスラーに部品供給
今回の買収劇の一連として、グルーポアントリンはフィアット・クライスラーより米国で人気のあるダッジRAMのドアパネルの受注を獲得することになり、年間400,000台分の部品供給を行うことになる。

このフィアット・クライスラーへの部品供給は、グルーポアントリンにおいて史上最大規模のプロジェクトであり、今後同社は米国への大型投資を実施していくことになる。

これに加えてグルーポアントリンは、今回の買収により自動車メーカー各社へのコクピットとコンソール部品の供給を行うことで、収益的にも大きく貢献することになる。


▼外部リンク

グルーポアントリン ニュースリリース
http://www.grupoantolin.com