Leoni、中国のワイヤーハーネスメーカー武漢恒通汽車線束の株式過半数を購入
東風グループへの製品供給
自動車分野やその他産業へのケーブルおよびケーブルシステムの欧州の大手プロバイダーであるLeoniは、ワイヤーハーネスのメーカーである中国の武漢恒通汽車線束(Wuhan Hengtong Automotive)の株式51%を購入したと発表した。これにより、Leoniは、東風グループのサプライヤーとなり、アジア市場での今後の成長が保証される。
武漢恒通汽車線束とのパートナー契約は、最近締結され、上海の西およそ700キロメートルに位置するワイヤーハーネス工場の過半数の株式を所有することとなった。
湖北省にあるこの工場は、13,000平方メートル以上の面積で、現在、約1,000人の従業員を擁する。同社は、地元の自動車メーカー、特に、中国で第2位の自動車生産量を持つ東風グループに向けたワイヤーハーネスを生産している。
事業売り上げの大幅増加を期待
第1段階として、同社は、東風とフランスのメーカーPSAの合弁会社であるDPCAに、製品を供給する。2016年、武漢恒通汽車線束は、約3500万ユーロの売上高を計上している。これに対し、Leoniでは、中期的に、1000万ユーロ以上の事業量の増加を見込んでいる。
武漢恒通汽車線束は、完全にLeoniグループの財務管理に統合されることになっており、会社の閉鎖手続きは3ヶ月以内に開始される予定。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
LEONI Press release
https://www.leoni.com